斉明天皇の時代

飛鳥時代

斉明(さいめい)天皇は第37代天皇です。655年に即位しています。
第35代の皇極(こうぎょく)天皇と斉明天皇は同一人物です。

皇極天皇は645年に孝徳天皇に皇位を譲りましたが、孝徳天皇の崩御後、斉明天皇として再び即位しました。
天皇の位を受け継ぐことを践祚(せんそ)といいますが、同じ人が再び皇位につくことを重祚(ちょうそ)といいます。
斉明天皇は、舒明天皇の皇后で、天智天皇・天武天皇の母です。

斉明天皇の時代は、皇太子の中大兄皇子が実権を握って政治を行っていました。

斉明天皇の時代にどんな出来事があったのか見ていきましょう。

阿倍比羅夫の蝦夷討伐

658年、阿倍比羅夫(あべのひらふ)が水軍を率いて日本海沿岸を北上し、東北地方の蝦夷(えみし)、北海道の粛慎(みしはせ)という民族を征伐したといわれています。

白村江の戦い

660年、唐・新羅(しらぎ)連合軍が百済(くだら)を滅ぼしました。

その後、百済復興運動が起こり、救援要請を受けた倭も軍を派遣しました。

中大兄皇子らは軍隊を編成して出発します。
阿倍比羅夫らが参戦します。

661年、斉明天皇も九州に出兵しますが、当地で崩御します。

663年、白村江(はくすきのえ・はくそんこう)の戦いで、日本軍は唐・新羅連合軍に完全に破れてしまいます。

白村江の戦い以後、唐・新羅軍の攻撃を警戒して、北九州に防人(さきもり)という防衛のための兵士を送ります。
大宰府を守るため、水城(みずき)という土塁も設置しました。

667年、中大兄皇子は飛鳥から近江大津宮に遷都を行い、翌年に即位して天智天皇となります。

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