数字を使った四字熟語【6-10】

国語

一期一会のように数字を使った四字熟語を紹介していきます。

「一」から「五」が入った四字熟語は以前に紹介したので、今回は数字の「六」から「十」が入った四字熟語を紹介していきます。

数字を使った四字熟語【1-5】
数字を使った四字熟語はたくさんあります。小学生でも知っているような基本的な四字熟語から、知っていたら尊敬されそうな四字熟語まで、数字を使った四字熟語を紹介していきます。有名な四字熟語でも意味を間違えて使っていることもあるの...
  1. 数字の「六」を使った四字熟語
    1. 五臓六腑(ごぞうろっぷ)
    2. 四六時中(しろくじちゅう)
    3. 二六時中(にろくじちゅう)
    4. 三面六臂(さんめんろっぴ)
    5. 八面六臂(はちめんろっぴ)
    6. 三十六計(さんじゅうろっけい)
    7. 一六勝負(いちろくしょうぶ)
    8. 六十耳順(ろくじゅうじじゅん)
    9. 六根清浄(ろっこんしょうじょう)
    10. 六菖十菊(りくしょうじゅうぎく)
  2. 数字の「七」を使った四字熟語
    1. 七転八倒(しちてんばっとう)
    2. 七転八起(しちてんはっき)
    3. 七難八苦(しちなんはっく)
    4. 七十古稀(しちじゅうこき)
    5. 七難九厄(しちなんくやく)
    6. 七里結界(しちりけっかい)
    7. 七歩之才(しちほのさい)
    8. 一死七生(いっししちしょう)
  3. 数字の「八」を使った四字熟語
    1. 八方美人(はっぽうびじん)
    2. 十中八九(じっちゅうはっく)
    3. 四方八方(しほうはっぽう)
    4. 四苦八苦(しくはっく)
    5. 七難八苦(しちなんはっく)
    6. 七転八倒(しちてんばっとう)
    7. 七転八起(しちてんはっき)
    8. 傍目八目(おかめはちもく)
    9. 四通八達(しつうはったつ)
    10. 八面六臂(はちめんろっぴ)
  4. 数字の「九」を使った四字熟語
    1. 九分九厘(くぶくりん)
    2. 十中八九(じっちゅうはっく)
    3. 九死一生(きゅうしいっしょう)
    4. 九夏三伏(きゅうかさんぷく)
    5. 九損一徳(くそんいっとく)
    6. 九腸寸断(きゅうちょうすんだん)
    7. 九年面壁(くねんめんぺき)
    8. 三拝九拝(さんぱいきゅうはい)
    9. 薬九層倍(くすりくそうばい)
    10. 九牛一毛(きゅうぎゅうのいちもう)
  5. 数字の「十」を使った四字熟語
    1. 十人十色(じゅうにんといろ)
    2. 苦節十年(くせつじゅうねん)
    3. 十年一昔(じゅうねんひとむかし)
    4. 十年一日(じゅうねんいちじつ)
    5. 十全十美(じゅうぜんじゅうび)
    6. 十死一生(じっしいっしょう)
    7. 十羊九牧(じゅうようきゅうぼく)
    8. 十日之菊(とおかのきく)
    9. 十五志学(じゅうごしがく)
    10. 三十而立(さんじゅうじりつ)

数字の「六」を使った四字熟語

数字の「六」が入った四字熟語をいくつご存知ですか?

数が少ないので、5個以上知っていればすごいと思います。

10個以上答えられる人は、四字熟語博士です。

「六」の入った四字熟語を10個紹介しますので、この機会に覚えてみてはいかがでしょうか?

五臓六腑(ごぞうろっぷ)

内臓。体の中のすべて。

心の中という意味もあります。

お酒を飲んだときなどに、五臓六腑にしみわたるなんて言いますね。

五臓とは、心臓、肺臓、肝臓、腎臓、脾臓。

六腑とは、大腸、小腸、胃、胆嚢、膀胱、三焦。

「五」の入った四字熟語でも紹介しました。

四六時中(しろくじちゅう)

一日中。または、いつもという意味。

一日は24時間なので、4×6=24で四六時中です。

「四」の入った四字熟語でも紹介しました。

二六時中(にろくじちゅう)

四六時中と同じ意味です。

昔は一日を12刻で表していたので、2×6=12で二六時中と言っていました。

現代では四六時中のほうが一般的です。

「二」の入った四字熟語でも紹介しました。

三面六臂(さんめんろっぴ)

一人で数人分の働きをすること。

または、一人で多方面にわたって活躍すること。

三つの顔と六つの腕を持つ仏像の姿からきています。

臂はひじとも読みます。

八面六臂(はちめんろっぴ)

三面六臂と同じ意味です。

こちらは八つの顔と六つの腕です。

一人で数人分の働きをすること。

または、一人で多方面にわたって活躍すること。

三面六臂という言葉が先に生まれ、あらゆる方面という意味の「八面」に変化したものです。

三面六臂よりも八面六臂の方がよく使われています。

ちなみに顔が八つで腕が六つの仏像は実在しません。

三十六計(さんじゅうろっけい)

「三十六計逃げるに如(し)かず」を略した言葉。

計略にはいろいろなものがあるが、逃げるべきときには逃げることが最良の策だということ。

「逃げるが勝ち」と同じような意味です。

古代中国の兵法には三十六種類の計略があり、その中で最も良い策が逃げるということです。

形勢が不利になってきた時、いろいろと策を練って逆転しようとしたけれど、ますます状況が悪くなってしまったという経験は誰にもあるのではないでしょうか?

一六勝負(いちろくしょうぶ)

ばくちのこと。

運にまかせて冒険的な行動をすること。

サイコロを振って、一が出るか六が出るかで勝負をするばくちからきています。

六十耳順(ろくじゅうじじゅん)

六十歳になると、他人の意見も素直に聞き入れることができるようになるということ。

孔子が晩年に語った言葉 「六十にして耳(みみ)順(したが)う」からきています。

孔子の言葉が由来の年齢に関する四字熟語には、十五志学(じゅうごしがく)・三十而立(さんじゅうじりつ)・四十不惑(しじゅうふわく)・五十知命(ごじゅうちめい)があります。

六根清浄(ろっこんしょうじょう)

欲や迷いを断ち切り、心身を清らかにすること。

「六根」とは、仏教で私欲や煩悩、迷いなどを引き起こす目・耳・鼻・舌・身・意の六つの器官をいいます。

「清浄」とは、私欲や煩悩などを捨てて、清らかで汚れがないことです。

山参りや寒参りの人などが唱えていた言葉で、「六根浄」と略することもあり、それが「どっこいしょ」の語源という説もあります。

六菖十菊(りくしょうじゅうぎく)

時期が遅れて役に立たないもののこと。

菖蒲(しょうぶ)は五月五日の端午の節句に、菊は九月九日の重陽(ちょうよう)の節句に必要なため。

六日の菖蒲、十日の菊では、一日遅れているので、役に立たないということです。

日常生活で使わない四字熟語もいくつか出てきましたが、この機会に「六」の入った四字熟語を覚えてみてください。

  1. 数字の「六」を使った四字熟語
    1. 五臓六腑(ごぞうろっぷ)
    2. 四六時中(しろくじちゅう)
    3. 二六時中(にろくじちゅう)
    4. 三面六臂(さんめんろっぴ)
    5. 八面六臂(はちめんろっぴ)
    6. 三十六計(さんじゅうろっけい)
    7. 一六勝負(いちろくしょうぶ)
    8. 六十耳順(ろくじゅうじじゅん)
    9. 六根清浄(ろっこんしょうじょう)
    10. 六菖十菊(りくしょうじゅうぎく)
  2. 数字の「七」を使った四字熟語
    1. 七転八倒(しちてんばっとう)
    2. 七転八起(しちてんはっき)
    3. 七難八苦(しちなんはっく)
    4. 七十古稀(しちじゅうこき)
    5. 七難九厄(しちなんくやく)
    6. 七里結界(しちりけっかい)
    7. 七歩之才(しちほのさい)
    8. 一死七生(いっししちしょう)
  3. 数字の「八」を使った四字熟語
    1. 八方美人(はっぽうびじん)
    2. 十中八九(じっちゅうはっく)
    3. 四方八方(しほうはっぽう)
    4. 四苦八苦(しくはっく)
    5. 七難八苦(しちなんはっく)
    6. 七転八倒(しちてんばっとう)
    7. 七転八起(しちてんはっき)
    8. 傍目八目(おかめはちもく)
    9. 四通八達(しつうはったつ)
    10. 八面六臂(はちめんろっぴ)
  4. 数字の「九」を使った四字熟語
    1. 九分九厘(くぶくりん)
    2. 十中八九(じっちゅうはっく)
    3. 九死一生(きゅうしいっしょう)
    4. 九夏三伏(きゅうかさんぷく)
    5. 九損一徳(くそんいっとく)
    6. 九腸寸断(きゅうちょうすんだん)
    7. 九年面壁(くねんめんぺき)
    8. 三拝九拝(さんぱいきゅうはい)
    9. 薬九層倍(くすりくそうばい)
    10. 九牛一毛(きゅうぎゅうのいちもう)
  5. 数字の「十」を使った四字熟語
    1. 十人十色(じゅうにんといろ)
    2. 苦節十年(くせつじゅうねん)
    3. 十年一昔(じゅうねんひとむかし)
    4. 十年一日(じゅうねんいちじつ)
    5. 十全十美(じゅうぜんじゅうび)
    6. 十死一生(じっしいっしょう)
    7. 十羊九牧(じゅうようきゅうぼく)
    8. 十日之菊(とおかのきく)
    9. 十五志学(じゅうごしがく)
    10. 三十而立(さんじゅうじりつ)

数字の「七」を使った四字熟語

数字の「七」が入った四字熟語には有名なものが一つあるのですが、その他を知っている人は少数派かもしれません。

「七」を使った四字熟語をいくつか紹介していきますので、この機会に覚えてみてはいかがでしょうか?

七転八倒(しちてんばっとう)

「七」を使った四字熟語でいちばん有名なのが、七転八倒だと思います。

激しい苦痛などで、ひどく苦しむこと。

転げ回るほど苦しいということです。

七回転んで八回倒れるという文字を見れば意味がわかります。

「七」「八」は数が多いことのたとえです。

本当に7回転んで8回倒れているわけではありません。

「しってんばっとう」「しちてんはっとう」とも読みます。

七顛八倒という文字も書きます。

七転八起(しちてんはっき)

七転び八起きという言葉はよく使いますが、同じ意味の四字熟語が七転八起です。

何回失敗してもくじけずに努力すること。

人生の浮き沈みが激しいことのたとえとしても使われることがあります。

7回転んでも8回起き上がるということでポジティブな言葉です。

七転八倒と文字は似ていますが、意味は全然違います。

七難八苦(しちなんはっく)

ありとあらゆる苦難や災難のこと。

または、苦難や災難にあうこと。

「七難」は仏教用語で七種類の災難のこと。経典によって内容が異なります。

「八苦」は、生、老、病、死、愛別離苦、怨憎会苦、求不得苦、五陰盛苦の八つのことです。

「八苦」は四苦八苦のところでもでてきました。

「七」と「八」がセットになっている四字熟語を3つ紹介しました。

七十古稀(しちじゅうこき)

70歳まで生きることができる人はまれであるということ。

「古稀」は、数え年で70歳の意味です。

「人生七十古来稀なり」という杜甫(とほ)の詩の一節が由来です。

最近では70歳まで生きることが稀ではなくなっていますね。

七難九厄(しちなんくやく)

七と九の年回りは、運勢が悪く、男も女も厄災が多いという俗信。

私は聞いたことがなかったのですが、17歳・29歳など運勢が悪い年齢が多いということですね。

77歳や79歳などは、2つ悪い数字が入っているので要注意です。

あまり気にしない方がいいような気もしますが…。

七里結界(しちりけっかい)

人や物事を忌み嫌って、寄せ付けないようにすること。

密教で、魔障を入れないために、七里四方に結界を設けること。

魔障は仏道の修行の妨げをなすものです。

七歩之才(しちほのさい)

文才に恵まれていること。

また、すぐれた詩文を素早く作る才能があること。

七歩歩く間に詩を作ることができるほど才能があるということです。

三国時代、魏の曹植(そうしょく)が、兄の曹丕(そうひ)に「七歩歩く間に詩を作れなければ処刑する」と命令されたが、曹植はすぐに兄弟の不仲を嘆く詩を作ったという、中国の故事が由来です。

兄は弟の才能に嫉妬してとんでもない命令をしたのですが、弟はすぐに素晴らしい詩をつくり、兄も深く恥じたとのことです。

一死七生(いっししちしょう)

仏教用語で、天上界で一度死んで、人間界で七たび生まれ変わること。

転じて、何度も生まれ変わること。

今まで一度も使ったことがない言葉ですし、聞いたこともありませんでした。

今後の人生で使うことがあるのかもしれません。

数字を使った四字熟語を「一」から順番に勉強しているのですが、「七」を使った四字熟語は数が少ないです。

覚えても一生使わない気がするものや、意味が難しくて理解できないものを外していくと8個になりました。

北斗七星や七五三縄(しめなわ)を四字熟語と考えることもできるので、「七」が入った四字熟語を10個答えなければいけない状況になったら、この2つを加えてください。

七堂伽藍(しちどうがらん)でもいいです。

そんな状況はないと思いますが…。

  1. 数字の「六」を使った四字熟語
    1. 五臓六腑(ごぞうろっぷ)
    2. 四六時中(しろくじちゅう)
    3. 二六時中(にろくじちゅう)
    4. 三面六臂(さんめんろっぴ)
    5. 八面六臂(はちめんろっぴ)
    6. 三十六計(さんじゅうろっけい)
    7. 一六勝負(いちろくしょうぶ)
    8. 六十耳順(ろくじゅうじじゅん)
    9. 六根清浄(ろっこんしょうじょう)
    10. 六菖十菊(りくしょうじゅうぎく)
  2. 数字の「七」を使った四字熟語
    1. 七転八倒(しちてんばっとう)
    2. 七転八起(しちてんはっき)
    3. 七難八苦(しちなんはっく)
    4. 七十古稀(しちじゅうこき)
    5. 七難九厄(しちなんくやく)
    6. 七里結界(しちりけっかい)
    7. 七歩之才(しちほのさい)
    8. 一死七生(いっししちしょう)
  3. 数字の「八」を使った四字熟語
    1. 八方美人(はっぽうびじん)
    2. 十中八九(じっちゅうはっく)
    3. 四方八方(しほうはっぽう)
    4. 四苦八苦(しくはっく)
    5. 七難八苦(しちなんはっく)
    6. 七転八倒(しちてんばっとう)
    7. 七転八起(しちてんはっき)
    8. 傍目八目(おかめはちもく)
    9. 四通八達(しつうはったつ)
    10. 八面六臂(はちめんろっぴ)
  4. 数字の「九」を使った四字熟語
    1. 九分九厘(くぶくりん)
    2. 十中八九(じっちゅうはっく)
    3. 九死一生(きゅうしいっしょう)
    4. 九夏三伏(きゅうかさんぷく)
    5. 九損一徳(くそんいっとく)
    6. 九腸寸断(きゅうちょうすんだん)
    7. 九年面壁(くねんめんぺき)
    8. 三拝九拝(さんぱいきゅうはい)
    9. 薬九層倍(くすりくそうばい)
    10. 九牛一毛(きゅうぎゅうのいちもう)
  5. 数字の「十」を使った四字熟語
    1. 十人十色(じゅうにんといろ)
    2. 苦節十年(くせつじゅうねん)
    3. 十年一昔(じゅうねんひとむかし)
    4. 十年一日(じゅうねんいちじつ)
    5. 十全十美(じゅうぜんじゅうび)
    6. 十死一生(じっしいっしょう)
    7. 十羊九牧(じゅうようきゅうぼく)
    8. 十日之菊(とおかのきく)
    9. 十五志学(じゅうごしがく)
    10. 三十而立(さんじゅうじりつ)

数字の「八」を使った四字熟語

数字の「八」が入った四字熟語をいくつ思い出せますか?

有名な四字熟語もありますが、数が少ないので5個以上思い出せればすごいと思います。

「八」の入った四字熟語を10個紹介しますので、この機会に覚えてみてはいかがでしょうか?

八方美人(はっぽうびじん)

誰に対しても悪く思われないように振る舞う人のこと。

八方美人は自分の考えがない、言動に一貫性がないなど、悪口として使われることが一般的です。

Aさんの前でBさんの悪口を言い、Bさんの前でAさんの悪口を言う、そんな人は信用できませんね。

誰とでもうまくやっていけるのは素晴らしいことですが、八方美人になってはいけません。

十中八九(じっちゅうはっく)

ほとんど、おおかた、ほぼ確実という意味。

十のうちの八か九ですから、ほとんどといった意味になります。

「十中八九間違いない」のような使い方をします。

よく使う言葉で、わかりやすい言葉です。

「八」だけではなくて、「九」も「十」も入っています。

「じゅっちゅうはっく」と読んでいる方が多いですが、正式には「じっちゅうはっく」または「じゅうちゅうはっく」です。

国語辞典には「じゅっちゅうはっく」という言葉はありませんでしたが、パソコンの文字変換では「じゅっちゅうはっく」でも変換できました。

四方八方(しほうはっぽう)

ありとあらゆる方向。

「四方」は東西南北、「八方」は四方に北東・北西・南東・南西を加えたものです。

四苦八苦(しくはっく)

非常に苦労すること。苦しむこと。

仏教語が由来です。

四苦とは、生・老・病・死(しょう・ろう・びょう・し)の根本的な苦ことです。

八苦は四苦に、愛別離苦(あいべつりく)、怨憎会苦(おんぞうえく)、求不得苦(ぐふとくく)、五陰盛苦(ごおんじょうく)の四つを加えたものです。

・愛別離苦・・・愛する者と別れる苦しみ
・怨憎会苦・・・怨んだり憎んだりしている者と会わなければならない苦しみ
・求不得苦・・・求めているものが得られない苦しみ
・五陰盛苦・・・人の体と心を構成している五つの要素から生まれる苦しみ

四方八方・四苦八苦は、「四」が入った四字熟語でも紹介しました。

七難八苦(しちなんはっく)

ありとあらゆる苦難や災難のこと。

または、苦難や災難にあうこと。

「七難」は仏教用語で七種類の災難のこと。

経典によって内容が異なります。

「八苦」は、生、老、病、死、愛別離苦、怨憎会苦、求不得苦、五陰盛苦の八つのことです。

七転八倒(しちてんばっとう)

激しい苦痛などで、ひどく苦しむこと。

転げ回るほど苦しいということです。

七転八起(しちてんはっき)

七転び八起きという言葉はよく使いますが、同じ意味の四字熟語が七転八起です。

何回失敗してもくじけずに努力すること。

人生の浮き沈みが激しいことのたとえとしても使われることがあります。

「七難八苦」・「七転八倒」・「七転八起」は、「七」が入った四字熟語でも紹介しました。

傍目八目(おかめはちもく)

当事者よりも第三者のほうが情勢を客観的に見て、正しい判断ができるということ。

囲碁では、対局者よりも観戦者ほうが、ずっと先まで手が読めるということが由来です。

他人のしていることを局外者の位置から見ることを傍目といいます。

岡目八目という字も使います。
意味は同じです。

四通八達(しつうはったつ)

道路や交通が四方八方に通じていること。

交通網が発達していて便利なこと。

往来が激しく賑やかなこと。

類義語に「四衢八街(しくはちがい)」という言葉があります。

こちらは大通りが四方八方に通じた大きな街のことです。

「衢」も「街」も四方に通じる道という意味です。

「四衢八街」にも「八」が含まれていますが、「衢」の字が難しいこと、普段使う可能性が低いこと、知名度が低そうなことが理由で、10個の中に入れませんでした。

八面六臂(はちめんろっぴ)

一人で数人分の働きをすること。

または、一人で多方面にわたって活躍すること。

三面六臂という言葉が先に生まれ、あらゆる方面という意味の「八面」に変化したものです。

三面六臂は、三つの顔と六つの腕を持つ仏像の姿からきています。

臂はひじとも読みます。

「八面六臂」は、「六」が入った四字熟語でも紹介しました。

以上、数字の「八」を使った四字熟語を10個紹介しました。

「一」を使った四字熟語から順番に勉強しているので、これまでに他の数字のところで紹介した四字熟語もでてきました。

四字熟語の中に2つの数字が含まれているケースが多いということです。

これまで紹介した四字熟語を除外して10個選ぶとなると、かなりマニアックな話になってしまいます。

「弓道八節(きゅうどうはっせつ)」・「子建八斗(しけんはっと)」・「四荒八極(しこうはっきょく)」・「永字八法(えいじはっぽう)」・「八大地獄(はちだいじごく)」・「八面玲瓏(はちめんれいろう)」なども「八」を含む四字熟語です。

意味はまたの機会に紹介できればと思います。

  1. 数字の「六」を使った四字熟語
    1. 五臓六腑(ごぞうろっぷ)
    2. 四六時中(しろくじちゅう)
    3. 二六時中(にろくじちゅう)
    4. 三面六臂(さんめんろっぴ)
    5. 八面六臂(はちめんろっぴ)
    6. 三十六計(さんじゅうろっけい)
    7. 一六勝負(いちろくしょうぶ)
    8. 六十耳順(ろくじゅうじじゅん)
    9. 六根清浄(ろっこんしょうじょう)
    10. 六菖十菊(りくしょうじゅうぎく)
  2. 数字の「七」を使った四字熟語
    1. 七転八倒(しちてんばっとう)
    2. 七転八起(しちてんはっき)
    3. 七難八苦(しちなんはっく)
    4. 七十古稀(しちじゅうこき)
    5. 七難九厄(しちなんくやく)
    6. 七里結界(しちりけっかい)
    7. 七歩之才(しちほのさい)
    8. 一死七生(いっししちしょう)
  3. 数字の「八」を使った四字熟語
    1. 八方美人(はっぽうびじん)
    2. 十中八九(じっちゅうはっく)
    3. 四方八方(しほうはっぽう)
    4. 四苦八苦(しくはっく)
    5. 七難八苦(しちなんはっく)
    6. 七転八倒(しちてんばっとう)
    7. 七転八起(しちてんはっき)
    8. 傍目八目(おかめはちもく)
    9. 四通八達(しつうはったつ)
    10. 八面六臂(はちめんろっぴ)
  4. 数字の「九」を使った四字熟語
    1. 九分九厘(くぶくりん)
    2. 十中八九(じっちゅうはっく)
    3. 九死一生(きゅうしいっしょう)
    4. 九夏三伏(きゅうかさんぷく)
    5. 九損一徳(くそんいっとく)
    6. 九腸寸断(きゅうちょうすんだん)
    7. 九年面壁(くねんめんぺき)
    8. 三拝九拝(さんぱいきゅうはい)
    9. 薬九層倍(くすりくそうばい)
    10. 九牛一毛(きゅうぎゅうのいちもう)
  5. 数字の「十」を使った四字熟語
    1. 十人十色(じゅうにんといろ)
    2. 苦節十年(くせつじゅうねん)
    3. 十年一昔(じゅうねんひとむかし)
    4. 十年一日(じゅうねんいちじつ)
    5. 十全十美(じゅうぜんじゅうび)
    6. 十死一生(じっしいっしょう)
    7. 十羊九牧(じゅうようきゅうぼく)
    8. 十日之菊(とおかのきく)
    9. 十五志学(じゅうごしがく)
    10. 三十而立(さんじゅうじりつ)

数字の「九」を使った四字熟語

数字の「九」が入った四字熟語をいくつご存知ですか?

有名なものから馴染みのないものまで、「九」を使った四字熟語をいくつか紹介していきますので、この機会に覚えてみてはいかがでしょうか?

九分九厘(くぶくりん)

ほとんど完全に近いこと。ほぼ間違いないこと。

「合格は九分九厘まちがいない」のようによく使う言葉です。

九分九厘だと9.9%だから、ほとんど完全なら九割九分と言うべきではないかと思うかもしれません。

しかし、九分九厘の場合は、十分に一厘だけ足りないという意味になります。

五分五分も、十分のうちの50%と50%という意味です。

十中八九(じっちゅうはっく)

十のうちの八か九の割合ということから、ほとんど、おおかた、ほぼ確実という意味です。

九分九厘と同じような意味です。

九分九厘は99%、十中八九は80~90%なので、九分九厘の方が確率が高いですが、日常生活で十中八九と九分九厘を使い分ける必要はないと思います。

どちらもほとんどという意味で使われています。

十中八九は「八」が入った四字熟語でも紹介しました。

九死一生(きゅうしいっしょう)

危ういところで奇跡的に助かること。

十のうち九までの確率で死ぬような危険な状況です。

一生は十のうち一の生きる可能性という意味です。

「九死に一生を得る」という形で使われることが一般的です。

九夏三伏(きゅうかさんぷく)

夏の一番暑い時期のこと。

「九夏」は夏の90日間。

「三伏」は初伏(しょふく)・中伏(ちゅうふく)・末伏(まっぷく)のことです。

初伏は夏至のあとの三度目の庚(かのえ)の日、中伏は四度目の庚の日、末伏は立秋後の最初の庚の日のことです。

九損一徳(くそんいっとく)

費用がかかりすぎるだけで、得るものがほとんどないこと。

「九損一得」とも書きます。

字を見ればわかるように、9回損をして1回得をするという意味です。

「鞠(まり)は九損一徳」を略した言葉で、蹴鞠(けまり)をやっても、十のうち九は損をするということです。

九腸寸断(きゅうちょうすんだん)

非常につらいこと、悲しいこと。断腸の思い。

「九腸」は腸(はらわた)全体のこと。

「九」は数が多いことを表しています。

「寸断」はずたずたに断ち切ること。

腸がずたずたに断ち切れるほど、つらいこと、悲しいことをいいます。

九年面壁(くねんめんぺき)

長い間一つのことに専念すること。

達磨(だるま)大師が少林寺にこもって、九年間壁に向かって座禅を組み続け、悟りを開いたという故事が由来です。

三拝九拝(さんぱいきゅうはい)

何度も頭を下げて、敬意や謝意を表すること。

手紙の最後に記して、相手に敬意を表す言葉として用いることもある。

類義語に「三跪九叩(さんききゅうこう)」があります。

三回ひざまづいてから、九回頭を地面につける、中国清朝の皇帝に対する敬礼の方法です。

薬九層倍(くすりくそうばい)

暴利をむさぼることのたとえ。

薬の売値は、原価の9倍もするため、利益が多いという意味。

九牛一毛(きゅうぎゅうのいちもう)

たくさんの中のほんの一部のこと。

取るに足らない些細なこと。

多くの牛の中の一頭の毛の中の一本ということからきています。

九牛というのは9頭ということではなく、数が多いことの例えです。

読むときは九牛と一毛の間に「の」が入ります。

  1. 数字の「六」を使った四字熟語
    1. 五臓六腑(ごぞうろっぷ)
    2. 四六時中(しろくじちゅう)
    3. 二六時中(にろくじちゅう)
    4. 三面六臂(さんめんろっぴ)
    5. 八面六臂(はちめんろっぴ)
    6. 三十六計(さんじゅうろっけい)
    7. 一六勝負(いちろくしょうぶ)
    8. 六十耳順(ろくじゅうじじゅん)
    9. 六根清浄(ろっこんしょうじょう)
    10. 六菖十菊(りくしょうじゅうぎく)
  2. 数字の「七」を使った四字熟語
    1. 七転八倒(しちてんばっとう)
    2. 七転八起(しちてんはっき)
    3. 七難八苦(しちなんはっく)
    4. 七十古稀(しちじゅうこき)
    5. 七難九厄(しちなんくやく)
    6. 七里結界(しちりけっかい)
    7. 七歩之才(しちほのさい)
    8. 一死七生(いっししちしょう)
  3. 数字の「八」を使った四字熟語
    1. 八方美人(はっぽうびじん)
    2. 十中八九(じっちゅうはっく)
    3. 四方八方(しほうはっぽう)
    4. 四苦八苦(しくはっく)
    5. 七難八苦(しちなんはっく)
    6. 七転八倒(しちてんばっとう)
    7. 七転八起(しちてんはっき)
    8. 傍目八目(おかめはちもく)
    9. 四通八達(しつうはったつ)
    10. 八面六臂(はちめんろっぴ)
  4. 数字の「九」を使った四字熟語
    1. 九分九厘(くぶくりん)
    2. 十中八九(じっちゅうはっく)
    3. 九死一生(きゅうしいっしょう)
    4. 九夏三伏(きゅうかさんぷく)
    5. 九損一徳(くそんいっとく)
    6. 九腸寸断(きゅうちょうすんだん)
    7. 九年面壁(くねんめんぺき)
    8. 三拝九拝(さんぱいきゅうはい)
    9. 薬九層倍(くすりくそうばい)
    10. 九牛一毛(きゅうぎゅうのいちもう)
  5. 数字の「十」を使った四字熟語
    1. 十人十色(じゅうにんといろ)
    2. 苦節十年(くせつじゅうねん)
    3. 十年一昔(じゅうねんひとむかし)
    4. 十年一日(じゅうねんいちじつ)
    5. 十全十美(じゅうぜんじゅうび)
    6. 十死一生(じっしいっしょう)
    7. 十羊九牧(じゅうようきゅうぼく)
    8. 十日之菊(とおかのきく)
    9. 十五志学(じゅうごしがく)
    10. 三十而立(さんじゅうじりつ)

数字の「十」を使った四字熟語

1から順番に数字の入った四字熟語をみてきました。

「百発百中」「千変万化」など、百・千・万を使った四字熟語もありますが、今回は「十」を使った四字熟語で最後にします。

十人十色(じゅうにんといろ)

性格・考え方・好みなどは、人それぞれ違うということ。

10人の集団が全員同じ性格なら怖いです。

「三者三様」「百人百様」も同じような意味の四字熟語です。

苦節十年(くせつじゅうねん)

長い間、苦しい状況にありながらも、自分の信念を守り通すこと。

十年は長い間のたとえで、10年間の意味ではありません。

下積み時代が長かった芸能人の方が、大舞台に立てるようになったときなどによく使われます。

苦節十年の末、大成功をおさめた。

十年一昔(じゅうねんひとむかし)

世の中の移り変わりが激しいことのたとえ。

10年前のことは、遠い昔のように感じてしまいます。

10年前の2010年は、ワールドカップ南アフリカ大会があり、日本はベスト16まで進みました。

優勝はイニエスタのいたスペインでした。
忘れていました。

バンクーバーオリンピックで、浅田真央さんが銀メダルを獲得したのも2010年です。
十年一昔です。

十年一日(じゅうねんいちじつ)

10年間も同じ1日を繰り返すということから、長い時間が経過しても何も変わっていないこと。

進歩や発展がないという悪い意味もありますが、同じことを忍耐強く続けるという良い意味もあります。

十全十美(じゅうぜんじゅうび)

全く欠点がないこと。

すべてがそろっていて完全であること。

非の打ち所がないこと。

完全無欠も同じような意味です。

十死一生(じっしいっしょう)

ほとんど助かる見込みがない状況で、かろうじて助かること。

九死一生という言葉は有名ですが、十死一生という言葉もあります。

十羊九牧(じゅうようきゅうぼく)

人口の割に役人の数が多すぎることのたとえ。

十頭の羊に九人の羊飼いがいるという意味から。

十日之菊(とおかのきく)

時期を過ぎたため役に立たなくなったもののこと。

9月9日は菊の節句で、一日遅れた十日では役に立たないため。

六を使った四字熟語で紹介した「六菖十菊」と同じ意味です。

十五志学(じゅうごしがく)

15歳で学問を志すこと。

孔子が述べた「十有五にして学に志す」という言葉から。

「志学」という言葉は15歳を意味します。

三十而立(さんじゅうじりつ)

30歳になって自らの道徳観や学識が確立して、それが自信になるということ。

こちらも孔子の言葉からです。「而立」は30歳を意味します。

四十不惑(しじゅうふわく)・五十知名(ごじゅうちめい)・六十耳順(ろくじゅうじじゅん)も孔子の言葉が由来です。

  1. 数字の「六」を使った四字熟語
    1. 五臓六腑(ごぞうろっぷ)
    2. 四六時中(しろくじちゅう)
    3. 二六時中(にろくじちゅう)
    4. 三面六臂(さんめんろっぴ)
    5. 八面六臂(はちめんろっぴ)
    6. 三十六計(さんじゅうろっけい)
    7. 一六勝負(いちろくしょうぶ)
    8. 六十耳順(ろくじゅうじじゅん)
    9. 六根清浄(ろっこんしょうじょう)
    10. 六菖十菊(りくしょうじゅうぎく)
  2. 数字の「七」を使った四字熟語
    1. 七転八倒(しちてんばっとう)
    2. 七転八起(しちてんはっき)
    3. 七難八苦(しちなんはっく)
    4. 七十古稀(しちじゅうこき)
    5. 七難九厄(しちなんくやく)
    6. 七里結界(しちりけっかい)
    7. 七歩之才(しちほのさい)
    8. 一死七生(いっししちしょう)
  3. 数字の「八」を使った四字熟語
    1. 八方美人(はっぽうびじん)
    2. 十中八九(じっちゅうはっく)
    3. 四方八方(しほうはっぽう)
    4. 四苦八苦(しくはっく)
    5. 七難八苦(しちなんはっく)
    6. 七転八倒(しちてんばっとう)
    7. 七転八起(しちてんはっき)
    8. 傍目八目(おかめはちもく)
    9. 四通八達(しつうはったつ)
    10. 八面六臂(はちめんろっぴ)
  4. 数字の「九」を使った四字熟語
    1. 九分九厘(くぶくりん)
    2. 十中八九(じっちゅうはっく)
    3. 九死一生(きゅうしいっしょう)
    4. 九夏三伏(きゅうかさんぷく)
    5. 九損一徳(くそんいっとく)
    6. 九腸寸断(きゅうちょうすんだん)
    7. 九年面壁(くねんめんぺき)
    8. 三拝九拝(さんぱいきゅうはい)
    9. 薬九層倍(くすりくそうばい)
    10. 九牛一毛(きゅうぎゅうのいちもう)
  5. 数字の「十」を使った四字熟語
    1. 十人十色(じゅうにんといろ)
    2. 苦節十年(くせつじゅうねん)
    3. 十年一昔(じゅうねんひとむかし)
    4. 十年一日(じゅうねんいちじつ)
    5. 十全十美(じゅうぜんじゅうび)
    6. 十死一生(じっしいっしょう)
    7. 十羊九牧(じゅうようきゅうぼく)
    8. 十日之菊(とおかのきく)
    9. 十五志学(じゅうごしがく)
    10. 三十而立(さんじゅうじりつ)

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